Tags:

Arduinoで作る 簡単人感(モーション)センサー(PIRショートメッセージアラーム)

By 文系なArduino 2014年6月13日金曜日

人感センサーSMS警報器


 PIR(人感モーションセンサー)を使った動体検出時にSMSメッセージ送信を実行する、Arduinoを使用した人感警報器です。

人や動物、物などの動きが検出されると、30分(設定変更可)ごとにSMSメッセージが送信されます。

 作るのに必要な物

 ・Python
・Python シリアル通信ライブラリー(pyserial)を導入
・Python HTTPクライアントライブラリー(requests)を導入
・TelAPIアカウント
Arduino
PIRセンサー(赤外線人体検知センサー)
・ジャンパーワイヤー(メス→メス)数点
・ピンヘッダー(メス→オス変換用)数点


設定の仕方と手順

 接続 

PIRセンサーの+端子を、Arduinoの5Vピンに接続します。 
PIRセンサーの-端子を、ArduinoのGNDピンに接続します。 
PIRセンサーのOUT端子を、ArduinoのDIGITAL 2ピンに接続します。 




スケッチのアップロード(書込み) ArduinoをPCに接続します。 
Arduino IDEでスケッチ「arduino_pir/arduino_pit.ino」をオープンします。 
PC上のシリアルポートを選択(Tools→Serial Portを実行)し、書込みを行ないます(Uploadをクリック)。 
Arduino の LED が点滅しますが、これはPIRセンサーがキャリブレーション中であることを示しています。 【訳者注】キャリブレーション=動作確認または自動調整

 サーバー設定 「server.py」をテキストエディターでオープンします。
 Arduino IDEで設定したシリアルポートを、変数「SERIAL_PORT」に設定してください。

Windowsだと「COM2」、Posixシステムだと「/dev/tty.usbserial-AH00PP05」の様な値になるかと思います。 

変数「SMS_FROM」に、TelAPIで手続きをして手に入れたアカウント番号を設定してください。 変数「SMS_TO」に、お持ちの携帯電話の電話番号を設定してください。

(TelAPIは1通のSMSにつき6円くらいしかかからないので、テストにもおすすめです。TelAPIのお値段表はこちら

変数「TELAPI_ACCOUNT_SID」に、TelAPIダッシュボードに表示されるアカウントSIDを設定してください。 変数「TELAPI_TOKEN」に、TelAPIダッシュボードに表示されるアカウントトークンを設定してください。 【訳者注】Posixシステム=Linux、MacOSXのようなUnixベースのOS 


実際に動かしてみよう

 ターミナルをオープンし、コマンド「python server.py」を実行してください(ファイル「server.py」が配置されているディレクトリーにあらかじめ cd しておいてください) ArduinoでLEDが60秒ほど点滅します。

キャリブレーション中は、センサーの検出範囲内から離れてください。 

こうして、赤外線照射により(人体の体温を感知し)物体の動きが検知されると、server.py はSMSメッセージを30分毎に1回送信します。この画像ではarduinoMicroか何かを試用しています。


 使い道


 庭先や玄関、駐車場などに設置しておけば、外出時にスマートフォンやケータイのSMSで人感検知ができ、防犯に役立てる事ができるかと思います。

<この記事はGitHubのこの記事の超訳です>

Post Tags:

文系なArduino

Aduinoとraspberry PiとWebサービスで食べている「文系」です。マレーシアとシンガポールを拠点としてITコンサルタントとしても活躍し、中国語教師としても活躍中の身でもあります。IT農業をシンガポールで始めようと計画中です。

No Comment to " Arduinoで作る 簡単人感(モーション)センサー(PIRショートメッセージアラーム) "