人感センサーSMS警報器
PIR(人感モーションセンサー)を使った動体検出時にSMSメッセージ送信を実行する、Arduinoを使用した人感警報器です。
人や動物、物などの動きが検出されると、30分(設定変更可)ごとにSMSメッセージが送信されます。
作るのに必要な物
・Python・Python シリアル通信ライブラリー(pyserial)を導入
・Python HTTPクライアントライブラリー(requests)を導入
・TelAPIアカウント
・Arduino
・PIRセンサー(赤外線人体検知センサー)
・ジャンパーワイヤー(メス→メス)数点
・ピンヘッダー(メス→オス変換用)数点
設定の仕方と手順
接続
PIRセンサーの+端子を、Arduinoの5Vピンに接続します。PIRセンサーの-端子を、ArduinoのGNDピンに接続します。
PIRセンサーのOUT端子を、ArduinoのDIGITAL 2ピンに接続します。
スケッチのアップロード(書込み) ArduinoをPCに接続します。
Arduino IDEでスケッチ「arduino_pir/arduino_pit.ino」をオープンします。
PC上のシリアルポートを選択(Tools→Serial Portを実行)し、書込みを行ないます(Uploadをクリック)。
Arduino の LED が点滅しますが、これはPIRセンサーがキャリブレーション中であることを示しています。 【訳者注】キャリブレーション=動作確認または自動調整
サーバー設定 「server.py」をテキストエディターでオープンします。
Arduino IDEで設定したシリアルポートを、変数「SERIAL_PORT」に設定してください。
Windowsだと「COM2」、Posixシステムだと「/dev/tty.usbserial-AH00PP05」の様な値になるかと思います。
変数「SMS_FROM」に、TelAPIで手続きをして手に入れたアカウント番号を設定してください。 変数「SMS_TO」に、お持ちの携帯電話の電話番号を設定してください。
(TelAPIは1通のSMSにつき6円くらいしかかからないので、テストにもおすすめです。TelAPIのお値段表はこちら)
変数「TELAPI_ACCOUNT_SID」に、TelAPIダッシュボードに表示されるアカウントSIDを設定してください。 変数「TELAPI_TOKEN」に、TelAPIダッシュボードに表示されるアカウントトークンを設定してください。 【訳者注】Posixシステム=Linux、MacOSXのようなUnixベースのOS
実際に動かしてみよう
ターミナルをオープンし、コマンド「python server.py」を実行してください(ファイル「server.py」が配置されているディレクトリーにあらかじめ cd しておいてください) ArduinoでLEDが60秒ほど点滅します。キャリブレーション中は、センサーの検出範囲内から離れてください。
こうして、赤外線照射により(人体の体温を感知し)物体の動きが検知されると、server.py はSMSメッセージを30分毎に1回送信します。この画像ではarduinoMicroか何かを試用しています。
使い道
庭先や玄関、駐車場などに設置しておけば、外出時にスマートフォンやケータイのSMSで人感検知ができ、防犯に役立てる事ができるかと思います。
<この記事はGitHubのこの記事の超訳です>
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